カラミータカスタム カーボンフォークをクロモリフォークに変えてみた

カラミータカスタム カーボンフォークをクロモリフォークに変えてみた

以前、ロードバイクで転倒したのですが、転倒のしかたがなんともハデで、カーボンフォークのダメージが気になってクロモリフォークに変えました。

カーボンは外見がなんともなくても中が割れている可能性があるので走っている最中に折れる可能性がゼロではありません。

カーボンはそんなに軟ではないのもわかりますが安心材料としてクロモリフォークに交換しました。

というのは半分くらい嘘で、本当はテイスト的にクロモリフォークにしたかった。というのが本音です。

細身のクロモリフレームに、太めでベントしたグラマラスなカーボンフォークが不釣り合いに感じてならないのです。
クロモリフレームのカーボンフォーク

一度気になると、もう我慢なりません。。
クロモリ好きのあなたにならこの感覚がわかっていただけるかと。

わざわざカーボンフォークをクロモリフォークに変えるなんて一般的には変態と思われるかもしれませんが、やっぱり細身のクロモリフレームには細身のクロモリフォークが良く合うのです。

そんなわけで、僕と同じく時代に逆行した変態センスを持つ少数派のあなたに参考にしていただきたく今回記事にしました。

クロモリフォーク SOMAクラシックカーブロード49フォーク

交換したフォークはこれです。
クロモリフォーク SOMAクラシックカーブロード49フォーク
SOMA クラシックカーブロード49フォーク

TANGEインフィニティというダブルバテッドチューブで作られたクロモリフォークです。

クラシックカーブという名のとおり、フォーク肩から先端に向かってストレートに伸びて、フォーク先端付近でグイッとベントするクラシカルデザイン。
クラシカルなクロモリベントフォーク

このセクシーなカーブは好きな人にはたまらないのです。

そしてフォークの肩。
クラシカルなラグクラウン

肩もクラシカルなラグクラウン、これも好きな人にはたまらないライン。

いらないダボ穴。
不要なフォークのダボ穴

これは不要ですが、まぁ、いいか。

交換前はオーバーサイズ(1-1/8インチコラム)のヘッドチューブとフォーククラウンのサイズバランスが合わないかもしれないと不安だったのですが違和感なく収まりました。
ヘッドチューブとフォーククラウンのバランス

クロモリフォークの重量

カーボンフォークとクロモリフォークの重量差。
カーボンフォークとクロモリフォークの重量差

カーボンフォーク 620g、
クロモリフォーク 890g(コラムカット後)で重量差は270g。
今まで付けてたカーボンフォークって620gもあったのですね。

フルカーボンフォークで300g前後なので、ハーフカーボンフォークならこんなものでしょう。

それにしてもクロモリフォークってクソ重たいですね。
でもクロモリ好きは気にしない。

男は黙ってクロモリフォーク。

クロモリフォークの乗り心地

クロモリフォークの乗り心地

クロモリフォークの乗り心地はというと、カーボンのベンベン感のある軽い衝撃吸収性に比べると、ドンドン感がありながらもマイルドな衝撃吸収をしてくれます。

アルミのようなカチカチな突き上げる硬さではないものの、カーボンよりは硬く感じます。

ハンドリングの感じは、ハンドルの応答性は変わらず安定感は抜群です。

これはクロモリという素材の特性でもあり、重量が増した利点なのでしょう。

クロモリフォークに何を求めるかは人それぞれです。

ただ、当たり前ですがクロモリにカーボンのような軽さを求めてはいけません。
(そんな人はいないと思いますが・・・)

軽量、高速、快適、タイム、合理性に拘る人には全く向きません。
雰囲気、美しさ、丈夫さ、剛性感、安定感がクロモリの特徴です。
ここに魅力を感じる人にのみ価値を感じられる素材なのです。

最後にカーボンフォークとクロモリフォークの雰囲気の違いを画像でお伝えします。
クロモリフォークに交換するときの参考にどうぞ。

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☆本日の良さげなもの
クロモリフレームにはクロモリフォークがお似合い。

PS.
SOMAのフォークはクラシックカーブの他にも、
ノーマルベントフォークやストレートフォークなど、
デザインに種類があります。

アヘッドやクイルステム向け、ブレーキサイズもあるので、
コラム形状や寸法に注意してくださいね。

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