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新潟でWEB関連の仕事をしています。衣食住、仕事、遊び、新潟情報など、個人の話も交えてコツコツ書いています。

個人ラーメン店の賢い経営方法を語ってみようかな

 

ラーメン屋の経営方法
こんにちは、クロモリーです。

半年ぶりくらいかな?
久しぶりにロードバイクで走りました。

70キロちょっと走ったのですが、いやー、
足がプルプルしてます。

やっぱり乗ってないとダメですね、
悲しいほど脚力落ちてます。

で、どこまで走ったかというと、
自宅から約35キロ先のラーメン屋。

年に数回、どうしても食べたくなるラーメンがあって、
それを目指して走ったわけです。

このラーメン屋こそ、
今回のテーマ「個人ラーメン店の賢い経営方法」の
見本とさせてもらうラーメン屋なのです。

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個人でラーメン屋をやるなら理想的な方法だなぁ、
よく計算されてるなぁ、大手ではできない方法だなぁ、
なぁが連発してますが、ほんとに賢い個人経営とはこういうもんだ。

という1つの例を僕視点で紹介します。

個人ラーメン店の賢い経営方法

まずは今回見本とさせてもらうお店を紹介します。

きぶん一さん

店名:きぶん一
住所:新潟県新発田市月岡温泉669-1 TEL 0254-32-3350
営業時間:11:00~14:00 定休日 木曜日

メニューはこちら↓
きぶん一さんのメニュー

メインメニューは
蒲原ラーメンと肉ラーメンの2つ。

1食目の替え玉は無料。

飲み物はビールとジュース、水はセルフサービス。

蒲原ラーメンと肉ラーメンの違いは、
チャーシューの量だけです。

蒲原ラーメンと肉ラーメン

具は両方共に同じで、
チャーシュー、ネギ、海苔、紅しょうがのみ。

つまり、作るラーメンは一種類で良いので、
仕入れ、仕込み作業、在庫管理の無駄がありません。

メニューを1つに絞ることで、
品質管理やお客様へのサービスに力を注ぐ余裕が生まれるわけです。

ただし、メニューを1つに絞れば良いだけではなく、
その利点を最大限に活かすための立地条件や、
店舗設計、サービスなどのトータルバランスも大切です。

 
きぶん一さんの立地条件はこんな感じです。
店舗の立地

道路から奥まった場所に店舗があって、
袋小路状態になっています。

次に店舗内です。
店舗内の様子

店内から外が見渡せるように、
ガラス張りで設計されています。

この立地条件とガラス張りの設計と一種類のラーメンは、
計算された素晴らしい関係性で成り立っています。

立地と店舗と一種類のラーメンの関係性

立地と店舗と一種類のラーメン、
この3つの関係性について解説してみます。

まずは立地ですが、店舗が袋小路の奥にあるため、
下図の通路を通ってくる人は確実に店に来るお客さんです。

きぶん一さんの地図

店舗正面はガラス張りで外が見渡せるため、
入店するお客さんの人数を予め把握できます。

作るラーメンは1種類で良いわけですから、
通路を通ってくるお客さんを確認した時点で、
フライング的にラーメンを作り始めることができます。

そのおかげで、
お客さんが席についてから、ものの2~3分で、
ラーメンを出すことができるわけです。

早いときは1分くらいです。

注文してからラーメンが出てくるまでの時間は、
吉野家の牛丼よりも早いのです。

お客さんの回転も早くなるので、
このように人が並んでいても待つ時間は短くて済みます。
きぶん一さんの混雑風景

回転の早さは、ラーメンを出すスピードだけではなく、
丼が全て同じなので片付けが早い、
冷水がセルフなので店員は片付けだけに集中できる、
といった理由も挙げられます。

サービス面では店主の目配りが素晴らしく、
お客さんが食べるペースを見計らって
替え玉どうですか?と、店主自ら聞いてくれます。

お客さんがうなずいた場合は、
1玉目を食べ終わる絶妙なタイミングで
目の前に替え玉が現れます。
替え玉

これも1つのラーメンに絞り込んだ利点を活かした
気配りとサービスですね。

チャーハンやら餃子やら作ってたら、
ここまでの気配りは難しいはず、
いや、まず無理です。

と、居酒屋経験のある僕は考えます。

ただ、
今まで話してきた経営方法を真似るならば、

ここでしか食べられないラーメン。
わざわざ食べに来たくなるほど美味いラーメン。
また来たいと思われるサービス。

を、作り上げることが大前提です。

僕はラーメンを作ったことがないのであれですが、
たぶん、ここが一番難しいですよね。

その代わり、
複数のメニュー開発にかける時間と労力を、
1つのラーメン作りとお客さんが満足するサービス作りに
注ぎ込むことができます。

これを作ることができれば勝ちです。

どこででも食べられるような、
完成度の低いメニューを数種類並べるよりも、
ここでしか食べられない1つのラーメンのほうが、
よほど魅力的だし、仕事の負担も最小化できます。

個人経営の場合は特にここに力を注ぐべきです。

最小限の仕事量で売上を最大化する。

個人経営に限ったことではありませんが、
賢い経営方法って、こういうことですよね。

要は無駄な仕事を最小化する工夫と戦略、
贅肉を落としてスマートな経営をするってことです。

チャーハンが食べたい人はチャーハンが売りの店に、
餃子が食べたい人は餃子が売りの店に任せる。
薄利多売、安売り競争は大手に任せる。

うちのメニューはこのラーメンだけ、

その代わり美味いよ。
他では食べられないよ。
徹底的に満足させちゃうよ。
また来たくなっちゃうよ。

って、感じです。

長くなりましたが、
最後に「きぶん一」さんのラーメンレビューで締めようと思います。

きぶん一さんの蒲原ラーメン

スープはあっさり豚骨醤油。

今どきのコッテリ系ラーメンとは真逆のラーメン。

一口目にスープを口にすると、
やさしく丸みのある豚骨と醤油の風味がサラッと入ってくる。

豚骨なのにまったく臭みがなく、
豚骨臭が苦手でもいけるやさしいスープが後を引く。

麺は細めで柔らかめ。
麺自体に風味と甘みがあるので麺だけでも美味い。

チャーシューは薄切り。
口の中でとろけるほどやわらかく、
細麺との相性が素晴らしい。

ちょこっと盛られた紅しょうがの香りと酸味が、
スープと細麺によく合うアクセント。

一玉目無料の替え玉を完食、
スープを全部飲み干しても胃もたれしない、
また食べにきたくなる不思議なラーメン。

このラーメン、僕は好きです。

近くにきたときには、ぜひ食べてみてくださいね。
場所はこちら↓です。


ではでは、
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
 
☆本日の良さげなもの
犬のお尻から・・・

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