結婚式の招待状を欠席で返信するときのマナーと文例
結婚式に招待されたものの、
いろいろな理由で出席できないこともあるものです。
仕事や先約、体調不良や金銭的な理由、
会場が遠すぎたり、そんなに親しくなかったり。
5年も音信不通だった人から突然招待状が届くなんてことも、、
逆にちょっとびっくりしますね。
出席の場合は特に問題ないのですが、
欠席の場合は、どんな事情であれ「招待をお断りする」わけですから、
マナーを守って丁寧に欠席をお伝えしたいものです。
そこで今回は、
結婚式の招待状に欠席で返信するときのマナーと文例をご紹介します。
欠席するときの返信ハガキの書き方
【返信するときの5つのマナー】
- 黒の万年筆か筆ペン、水性のボールペンを使いましょう。
(ブルーやグレーのインク、鉛筆はいけません) -
宛名の「行」や「宛」は二重線を引いて「様」と書きます。
- 御出席と御欠席の「御」を二重線で消し欠席を○で囲み、
住所と名前の「御」や「御芳(ごほう)」も二重線で消します。 -
空いているスペースに招待のお礼とメッセージを書き添えます。
- 返信は一週間以内に送りましょう。
お礼とメッセージの文例
結婚式の招待をお断りするときは、
相手の気分を悪くさせないように気遣い、
招待へのお礼と欠席の理由を書き添えます。
忙しい、行きたくない、金銭的な問題など、
正直な理由が書けない場合は当たり障りの無い言葉を使いましょう。
【理由が書ける場合の文例】
- 会社の同僚や上司、親戚の場合
ご結婚、誠におめでとうございます。
せっかくご招待いただいたのですが、当日はあいにく、
長期の出張のため、出席がかないません。
お二人の幸せを心よりお祈りしております。 - 友人の場合
ご結婚、おめでとうございます。
お招きいただき大変嬉しいのですが、
当日は長期出張のため出席できません。
後日、あらためてお祝いさせてください。
そのときは式の写真も見せてくださいね!末永くお幸せに!!
【理由が書けない場合の文例】
- 会社の同僚や上司、親戚の場合
ご結婚、誠におめでとうございます。
せっかくご招待いただいたのですが、当日はあいにく、
先約が入っておりまして、出席がかないません。
お二人の幸せを心よりお祈りしております。 - 友人の場合
ご結婚、おめでとうございます。
せっかくお招きいただきましたが、当日はあいにく、
都合がつかず、やむなく欠席させていただきます。
お二人の幸せをお祈りしています。
【メッセージを書くときのマナー】
欠席の理由が病気やケガなどの体調不良、法事などの場合は、
祝いの席にふさわしくないので「やむを得ない事情により」
といった差し支えない言葉に置き換えましょう。
結婚式を欠席する場合のお祝いは?
結婚式に出席しない場合のお祝いは1万円程度が相場です。
結婚式の1週間前後にお祝いの手紙を添えて、
現金書留で届けるか、ご祝儀袋で手渡しします。
結婚式当日に祝電を贈るとさらに喜ばれます。
【お祝いや祝電を贈るときの注意点】
- 宛名は旧姓で送ります
入籍が済んでいても、結婚式は両家の名前で挙げるので、
宛名は旧姓で送ります。 - 手配は早めに
可能であれば、結婚式の前日に式場に届くように手配します。
受け取り日は事前に式場へ問い合わせると安心です。 - 疎遠の人の場合は・・・
親しくなかったり、疎遠の人からの招待は、
人数合わせの可能性があるのでお祝いも祝電も、
無理に贈る必要はありません。
最後に、
諸事情でどうしても、出席できないときは、
できる限りの心遣いでお祝いしてあげたいものですね。
式に出られない分、
記念に残るお祝いを贈ってはいかがでしょうか?
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今回ご紹介した、
結婚式の招待状を欠席で返信するときのマナーと文例が、
少しでもお役て立てたら嬉しいです。