WEBサイトの滞在時間を伸ばす!読みやすい文章の書き方7つの基本

  • 2016.12.17
  • WEB
WEBサイトの滞在時間を伸ばす!読みやすい文章の書き方7つの基本

読みやすい文章で書かれているWEBサイトは、
訪問者の滞在時間が長くなります。

 
滞在時間の長さは検索エンジンから「質の
高いサイト」と判断される1つの大切な要素です。

 
検索エンジンから高い評価を得たサイトは、
上位表示されやすくなりアクセスアップに繋がります。

 
読みやすく役に立つ文章は訪問者の満足度が
高くリピート率も上がります。

 
FacebookやTwitterなどでも紹介されやすく
なり、素晴らしい循環が生まれます。

 
今回お伝えする「わかりやすいWEB文章を
書くための7つの基本」はWEBの文章だけでは
なく、メールやプレゼンなどでも威力を発揮する内容です。

 
サイトの滞在時間を長くしたい方や
アクセスを集めたい方、
文章を書き慣れている方は復習としてご活用ください。

わかりやすいWEB文章を書くための7つの基本

  • 1記事1テーマ
  • 1段落1テーマ
  • 小学5年生でもわかる文章
  • 読みやすそうな見た目
  • ひねった言葉、文章にしない
  • 難しい言葉、専門用語は使わない
  • 同じ意味の言葉を使わない

1記事1テーマ

1記事で伝えるテーマは1つ絞る。

 
1記事内でいろいろな情報を盛り込むと、
読み手が混乱します。

 
結果、読み手には何も伝わらず、
納得してもらえる文章になりません。

 
誰に何を伝えるか?を1つに絞ることが大切です。

 
この記事の場合は、自分のWEBサイトの滞在
時間が短くて悩んでいる人に「わかりやすい
文章を書くことから始めましょう」と伝えています。

 

1段落1テーマ

1段落で伝えるテーマは1つに絞る。

 
1段落で3つも4つも伝えようとすると、
読み手が混乱します。

【悪い例文】

○○を行ったら××の結果だったので△△だと思って□□を行ってみたら●●の結果だったので結局◇◇にした。

 
【改善文】

○○を行ったら結果は××だった。

原因は△△だと思ったので□□を行った。
●●の結果が出たので◇◇に決定した。

 
大雑把な例文ですが改善文の方が
わかりやすい文章ではないでしょうか。

 

小学5年生でもわかる文章

WEBライティング(文章術)を学んだ方なら、
聞いたことがあるかもしれませんね。

 
小学5年生の子供が理解できる文章を
意識するとスラスラ読めて頭に入りやすい文章になります。

 
小学5年生の読解力のレベルは、
5年生向けの国語ドリルが参考になります。

【ドリル例文】

最近の流行語として、「超きれい」「超怖い」「超おもしろい」などと、やたらに「超」をつけるのがはやっています。

ものすごく、という意味で使っているようです。

給食のサラダにきらいなピーマンが入っていたときに、「超かなしい。」

なんて、それほどたいしたことでもないのに、「超」という言葉をつけていう人もいます。

 

読みやすそうな見た目

見た瞬間「読みやすそう」と思われる見た目にする。

 
漢字がずらずら並んでいたり、改行がない
文章は「難しそうな文章」と思われて、
すぐに閉じられてしまいます。

 
【悪い例文】

嗽嫌いな子供向け歯磨き粉が更に進化。出来るだけ安全に御使用頂けるように改良致しました。

 
【改善文】

うがい嫌いな子供向け歯みがき粉がさらに進化。

できるだけ安全にご使用いただけるように、
改良いたしました。

 
読みにくい漢字はひらがなに、句読点で改行
を入れると読みやすそうに見える文章になります。

 
パソコンで文章を書いていると、
自動変換された漢字をそのまま使いがちです。

 
文章ができ上がったら漢字が多すぎないか
チェックしてください。

 

ひねった言葉、文章にしない

読んだ人が考えなくてもストレートに意味が伝わる文章にする。

 
小説や詩であれば言葉や文章にひねりを
加えることで面白くなりますが、情報を
伝える文章には向きません。

 
考えなければ理解できない文章はスラスラ
読むことができないので読む人を疲れさせてしまいます。

 
その結果、せっかく書いた文章は最後まで
読まれずに閉じられてしまいます。

 

難しい言葉、専門用語は使わない

難しい言葉、専門用語は読んでくれる人に
やさしくありませんよね。

 
専門性の高いサイトであり、専門性の高い
読み手しか訪れないサイトなら専門用語を
使ってもかまいません。

 
入門者向けのサイトや一般情報サイトでは、
専門用語は使わないように気をつけてください。

 
どうしても専門用語を使う場合は、説明を
入れましょう。

【悪い例文】

当社の住宅は1/1000ミリの精度で加工できる
プレカット工法です。震度6にも耐える強度と火災に強い・・・

 
【改善文】

当社の住宅は1/1000ミリの精度で加工できるプレカット工法です。
※プレカットとはコンピューター制御で柱や梁を加工する工法です。

震度6にも耐える強度と火災に強い・・・

 

同じ意味の言葉を使わない

【例文】

  • まだ未完成のビル → 未完成のビル
  • あらかじめ予約する → 予約する
  • 途中で中断する → 中断する
  • 最もベストの → ベストの
  • 大別すると3つに分けられる → 大別すると3つになる
  • 約1000人ほどの→約1000人 or 1000人ほどの

うっかり書いてしまいそうな文章ですよね。

 
例文のように同じ意味の言葉を並べて書くと、
幼稚な文章になるだけでなく、くどい表現に
なってしまいます。

 
強調するためにわざと使う場合もありますが、
文章のキレが悪くなり読みにくくなります。

 
使う場合はあまり多用せずに、必要最低限で
抑えましょう。

 

文章は一気に書き上げて後から編集がポイント!

ここまでで7つの基本を紹介しましたが、
ポイントは文章を書き終えてから編集することです。

 
書きたい内容、伝えたい内容が決まったら、
その情熱で一気に書き上げる。

 
情熱があるうちに一気に書き上げることで
気持ちや感情が文章に入り込み、面白みの
ある文章ができあがります。

 
基本を意識しながら書いたり、誤字脱字を
意識しながら書くと、情熱が冷めてしまい
キーボードを打つ手が止まります。

 
とにかく一気に書き上げて、後から編集がポイントです。

 
時間の短縮もできて楽しく書くことができますよ。
ぜひ、チャレンジしてみてください。

 
☆本日の良さげなもの
けっこう効きます。