ウェーダーフェルトソールの交換修理方法!
- 2013.10.10
- フライフィッシング
前回の釣行で剥がれたウェーダーのフェルトソールをさっそく修理しました。
ソールの張替えはいつも自分でしていたので、難なく完了。
で、今回はソールの張り替え方法を解説してみようかと。
結構簡単なので、張替えの参考にしていただけたらと思います。
フェルトソール交換に必要な道具
- 交換用フェルトソール
- フェルト用接着剤(コニシG17でもOK)
- ヘラか使い古しの歯ブラシ
- サンドペーパー
- ドライヤー
- カッターかマイナスドライバー
- プライヤーかペンチ
- ハンマー
- 新聞紙
- 布粘着テープ
フェルトソールの剥がし方
まずはソールをドライヤーで熱して、つま先側のフェルトとブーツの間にカッター、もしくはマイナスドライバーを差し込んでフェルトを2~3センチ剥がします。(カッターを使う場合は手を切らないように)
剥がれたフェルトをプライヤーかペンチで掴み、ブーツからメリメリと引き剥がします。
完全に剥がしたら、ブーツ底に残った古い接着剤をサンドペーパーで平らにならします。
古い接着剤は全部取る必要はありません、平らにならす程度で充分です。
交換用フェルトソールの準備
フェルトソールは自分で型を切り取るシート状のものと、すでに型で抜かれているタイプのものがあります。
今回使ったのは右側の型で抜かれているほう、プロックスっていうメーカーのフェルトソールです。
これだと、ヤスリ、ブラシ、接着剤がセットなのでお得で簡単。
プロックス フェルトソール リペアキット PX583 L
本来はプロックスウェーダー専用のフェルトソールなんだけど、長靴タイプのウェーダーだったら大体合うでしょ。って思って買ってみたらぴったりだった。(大雑把)
シートタイプの場合は新聞紙などでブーツ底の型をとって、型紙をフェルトにあてて大きなハサミ(裁ちばさみなど)やカッターで切り抜きます。
ソールの準備ができたら次はブーツのあんこ詰めです。
ブーツのあんこ詰め
新聞紙などを丸めて、ブーツがパンパンになるまで詰め込みます。
これをしておくと、フェルトの接着後の固定がしやすくなります。
あんこ詰めができたら、いよいよ接着です。
フェルトソールの接着
最初は大雑把に塗って、後からブラシなどでまんべんなく伸ばします。
同じく大雑把に塗った後、まんべんなく伸ばします。
厚塗りすれば一度塗りで充分ですが、接着剤が余っているようならブーツ側に2度塗りします。
塗り終えたら溶剤を飛ばすために10分程放置します。放置時間は触ってみて手につかない程度が目安です。
程良く乾いたら接着剤をドライヤーで温めてから、ズレないように注意してブーツとフェルトを貼り合わせます。
フェルトソールの圧着
貼り合わせたら、土踏まず付近からつま先かかとに向かってハンマーで思いっきりガンガン叩いて圧着します。
隙間なく圧着したら、布粘着テープをソール側からブーツ側に強く引っ張りながら巻きつけていきます。
この状態で2~3日放置して完成です。
つま先側が3~4ミリはみ出てますが許容範囲ですね。(いい加減)
ソール剥ぎから接着までの時間は約1時間半ってところです。
シートタイプを使ってソールの型取りをするなら、プラス1時間てところでしょうか。
今回かかった費用は張替えセット代1,700円で済みました。
型抜きタイプを使うと、安くて楽ですよ。
ソールの張り替えは、そんなに難しくないのでチャレンジするときの参考にしてくださいね。
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数年前に購入したウェーダーのフェルトが剥がれ、参考にさせて頂きました
滅多にやることでは無いにしろ、手間を考えるとダイワのベリピタもありかもしれませんね
釣具屋で一目惚れしたウェーダーなので大事に使います
ありがとうございました
両足の フェルトが剥がれて 釣りにならず
「備えあれば患いなし」を体験する羽目になってしまいました。
修理に際して 接着剤に疑問が湧き 参考にさせて頂きました。
フェルト自体は 摩耗も少なかったので 再利用のチャレンジとして
修理に際し フェルトの裏から ステンレスのタッピングスクリューを
ねじ込み すべり止めに効果があるかを試してみました。