超簡単!自転車前ブレーキワイヤーの交換方法を解説するよ
- 2016.12.06
- 暮らしのお役立ち
長く乗っている自転車やしばらく乗らなかった自転車のワイヤーは伸びたり劣化して切れやすくなります。
先日、ママチャリで走っている最中に前ブレーキをかけたら突然ブツッとブレーキワイヤーが切れました。
平らな道をゆっくり走っていたので後ブレーキでカバーできましたが、急な下り坂だったらと思うとゾッとします。
ママチャリとはいえ、やっぱりマメな手入れは必要だな。と思いながらブレーキワイヤーの交換をしました。
前ブレーキのワイヤー交換は初めてでも10~15分程度でできる簡単な作業ですが、自転車屋さんで交換すると1,000~2,000円の費用がかかります。
自分で交換すれば400円程度で済みます。
ママチャリ用のブレーキワイヤーはホームセンターの自転車コーナーで売られているので手に入れるのも簡単です。
そんな理由で、ママチャリ前ブレーキのワイヤー交換方法を画像つきで解説します。
ワイヤー交換に必要なもの
- ペンチ(刃つきのものならなんでもOK)
- 10mmのスパナ(10mmのナットが回せればなんでもOK)
- 交換用ワイヤー(ホームセンターで400円前後)
ワイヤー交換の5つのステップ
- ワイヤーキャップを引き抜く
- ワイヤーナットを緩める
- 古いワイヤーを抜いて新しいワイヤーに入れ替える
- ワイヤーナットを締める
- ワイヤーキャップを差し込む
1.ワイヤーキャップを引き抜く
ブレーキワイヤーの先端についているワイヤーキャップの先端をペンチでつまんで引き抜きます。
なるべく先端をつまむと簡単に抜けます。
引抜けない場合はペンチの刃でワイヤーごと切っても構いません。
2.ワイヤーナットを緩める
ワイヤーを締め付けているナットを緩めます。
ナットは全部はずす必要はありません。
ワイヤーが抜ける程度緩めればOKです。
3.古いワイヤーを抜いて新しいワイヤーに入れ替える
古いワイヤーを抜いて新しいワイヤーに入れ替えます。
古いブレーキワイヤーを上に引いて引き抜きます。
ブレーキレバーの根本に付いているキャップを引っ張ってはずします。
ワイヤーを横にずらします。
ワイヤーをくぼみまでずらします。
タイコごと上へ引き抜きます。
※ワイヤー切れはタイコとワイヤーの付け根部分が多いです。
新しいワイヤーのタイコを差し込みます。
ワイヤーを横にずらして、
この位置にきたら、
キャップとワイヤーチューブを根本に差し込みます。
ブレーキ側のワイヤーをここに通します。
締め付けナットの穴にワイヤーを通します。
ブレーキシューとリムの隙間は両側3mm前後になるように、ブレーキの両側を手で閉めます。
3mm前後の隙間を保ちながらナットを仮締めします。
ブレーキシューとリムの隙間が両側3mm前後になっていることを確認したらナットをしっかり締めます。
ナットを締めたら停止テストをしてみましょう。
平らな場所でゆるいスピードからブレーキレバーをギュッと握ってブレーキがしっかり効けば成功です。
5.ワイヤーキャップを差し込む
ブレーキテストが終わったら余分なワイヤーを切ってワイヤーキャップを差し込みます。
ワイヤーの余分を適当な長さのところでペンチでカットします。
ワイヤーの先端にワイヤーキャップを被せます。
(新品のワイヤーに付属しています)
ワイヤーの先端にキャップを差し込んだら、
ペンチでキャップを潰します。
軽く引っ張ってみて、はずれなければ完成です。
お疲れ様でした。
最後に・・・
自転車のワイヤーの劣化は乗る距離や経年、保管環境によってさまざまで、いつトラブルを起こすかの予測は一概に言えません。
ですが、前後どちらかのブレーキが効かなくなった場合でも、片方のブレーキがしっかり効くようなら安全に停止できる可能性が高くなります。
ですので、常に前後ブレーキはどちらもしっかり効くようにメンテしておくことが大切だな。と思います。
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お久しぶりです、クロモリーさん。
以前に、自転車のパンクの事で検索して、それでこちらに来ました。覚えておりますでしょうか?
私もウェブサイトを持っていて、コンテンツが200を超えたので、もしよかったら、私のサイトにも遊びに来てくださいね。「クロモリー ブログ 新潟」と検索にかけて、それでこちらのサイトに今日辿り着きました。こうしてまたここに来れてよかったです。
「クロモリ」というロードバイクがあったのですね。今日の検索で知りました。
自転車のブレーキを自分で直せるなんて、私、全然知りませんでした。実は、私の自転車の片側のハンドル近くのブレーキだけなのですが、中の芯ではなく、外側のチューブが7~8センチぐらい劣化して裂けているんです。だから中の金属製のワイヤー(ブレーキ)が、今、見えている状態なんですね。絶縁テープでグルグルと巻いて補強しておこうかと思っておりました。
今さっき、急にクロモリーさんのことを思い出したのは、「自転車のブレーキを何とかしておきなさい・・・」という宇宙からのメッセージだったのかなぁ~・・・なんて思い、とても不思議な気持ちで、今日の記事を読ませていただきました。すごく参考になりましたよ。ありがとうございました。
追伸・・・画像のワイヤーブレーキは新品で、すごくきれいですが、避けたチューブから見える私のワイヤーブレーキもすごくきれいなんです。だから、テープを巻いて補強しておけば、大丈夫ですよね? どうですか?
乃風 さん
覚えていますよ!
ウェブサイト拝見しました。
200コンテンツ、おめでとうございます。
ディープなテーマから日常まで、
いろいろなコンテンツを書かれているんですね。
まだ全部は読みきれてはいませんが、
ゆっくり拝見させていただきます。
自転車のブレーキは、
絶対とは言えませんが、
ちゃんと効けば大丈夫だと思いますよ。
ただ、ワイヤーに直接絶縁テープを
貼ってしまうと、ワイヤーの動きが
悪くなるのでご注意ください。
チューブのヒビをテープで補強する程度なら
大丈夫ですよ!
ありがとうございます。
覚えて下さったのですね。
私のウェブサイトにも来てくださったとのこと。
それから、ヒビを補強する程度なら、大丈夫なのですね。
よかった! 何よりです。ワイヤーにテープがくっ付くと、
ワイヤーの動きが悪くなるのですね。心しておきます。
自分で自分の自転車のブレーキを直せたら、
なんかカッコいいですよね。非常にわかりやすい画像をたくさん貼って
くださったので、私でも出来るかもしれない・・・という気持ちに
なりました。すごいサイトですね。ありがとうございました!
時々遊びに来ますね(^^♪
分かりやすいです。
昨日、7年目のママチャリの前輪ブレーキワイヤーがプチっと切れたので助かりました。
良かったです!