寒河江川のフライフィッシング情報 豪雨後の大井沢釣行記

寒河江川のフライフィッシング情報 豪雨後の大井沢釣行記

今年に入ってからは忙しい日々が続いていたのですが、ここにきて時間に少し余裕ができて、ふと釣りに出かけたくなり、久しぶりにフライフィッシングに行ってきました。


釣りに行った場所は、僕の行きつけの川、山形県大井沢の寒河江川(さがえがわ)。

寒河江川はニジマスやイワナの放流量が多く、川幅が広く竿が振りやすい、フライフィッシャーに人気の川。

渓流釣りは9月いっぱいで禁漁になる川が多いのですが、寒河江川はキャッチアンドリリース区間に限り、10月いっぱいまで釣りが楽しめるのです。

の、わりには情報が少ないので、僕が行ってきた感じをお伝えしようと思います。

寒河江川の釣行レビュー

今回は時間がなかったので下流域のみの釣行です。

まずは、「朝日山の家」の前を流れる川の様子。

上島橋から見た上流側。
寒河江川 上島橋から見た下流

7月の豪雨の影響で川底に砂が溜まり浅瀬になっていますが、護岸ブロック脇の流れには魚の気配ありです。

上島橋から見た下流側。
寒河江川 上島橋から見た下流

左岸は豪雨の影響で崩壊しています。

それでも橋下には魚を確認。

そして少し上流の大井沢川出合い。
寒河江川と大井沢川の出合い

こちらも砂が溜まってチャラ瀬になってしまい、魚が居つくには厳しい雰囲気。

次はニジマス派にとって気になる伝承館前。

伝承館前右岸から撮った写真です。
大井沢伝承館前

一見、豪雨前と変わらない様子ですが、左岸のデカニジポイントは砂が溜まり、魚の付き場所がありません。

伝承館前の左岸階段下。
大井沢伝承館前階段下

大井沢伝承館前やや上流

随分浅くなってしまいました。いつもなら確認できる魚影は見当たらずです。いいポイントだったのですが。

それでも、階段から少し上流の流れ込み付近は、沈み石があり、魚が居つくポイントが残っています。

試しにドライフライを流してみたところ・・・

1投目、シーン・・・
2投目、シーン・・・
3投目、バシャッ!!

待望のニジマスが出てくれました。

寒河江川のニジマス

頑張って1人で撮ってみた動画↓(これが限界・・・)

渇水気味ではありましたが魚の反応は良かったです。

もう少し水量があれば、より楽しめるでしょう。

で、今回は中村吊り橋~伝承館前をウロチョロ釣っていたのですがニジマスとイワナが釣れ混じる、楽しい釣行結果となりました。

寒河江川のニジマス

寒河江川のイワナ

豪雨後、渓相はずいぶん変わってしまいましたが、新たにポイントができていたり、豪雨でブッシュが流され竿が振りやすくなっていたり。

今までとは違った寒河江川の釣りが楽しめます。

ニジマス狙いなら上島橋(朝日山の家)から上流、イワナ狙いであれば見附橋付近がおすすめです。(見附橋付近の渓相はほとんど変わっていません)

支流の大井沢川は濁りが出ているのと、川の損傷が激しく危険なので止めておきましょう。

最後に、寒河江川ファンのみなさんへ。

2013年7月の大井沢の豪雨は、吊り橋が流されたり、道の寸断、護岸の崩壊など、全国ニュースで報道されるほど大きな災害をもたらしました。

だからといって釣りを遠慮する必要はないと、勝手ながら僕は考えます。

釣りや観光に出向いて、釣り券を買い、釣り宿に泊まったり名物の田舎そばを食べて応援する。

これで良いのではないでしょうか。

釣り場や観光も1つの資源ですし、遠慮なく楽しませてもらうスタンスで良いかと。

寒河江川の釣りは10月いっぱい楽しめます。

寒河江川の地図はこちら↓

釣り券販売所と入渓点が書かれている
寒河江川C&Rエリアマップはこちら↓
http://www.yfn-net.jp/news/2010.7-ooisawa-map.pdf

PS.
川を遡行中、なんか足の裏痛いし滑るなー、
って思ってたらウェーダーのフェルトソールが
剥がれてました。(笑
フェルトソールが剥がれた靴底

3年ぶりに履いたウェイダーだったからか?
源流遡行だったらヤバかった。

予備に履き替えて再チャレンジしました。(苦笑
履き替えたウェイダー

と、オマヌケなクロモリーでした。
オマヌケな自分

 
☆本日の良さげなもの
アウトドアの必需品