新潟村上市 三面川の鮭の遡上時期 漁や釣りの情報を伝えるよ
- 2013.12.10
- 新潟情報
毎年秋になると新潟の北部にある村上市の三面川に、鮭が産卵のために遡上してきます。
昭和52年から鮭の増殖のため「ウライ」という柵を川幅いっぱいに設置して遡上する鮭を落とし柵に誘い込み捕獲します。
ウライ
捕獲された鮭の様子です。
鮭の撲殺とイクラ留めのシーンはちょっとシュールですがどうぞ。
この捕獲した鮭から採卵して人工ふ化を行い、4月になると稚魚を放流して4年後の帰還を待ちます。
ちなみに、卵を採った後のメスの鮭は200~800円(大きさによる)くらいで格安即時販売されます。
ウライより下流では「居繰網漁(いぐりあみりょう)」という、伝統漁が行われます。
一艘に二人ずつ乗った三艘の川舟を川の流れに乗せ、先頭の一艘が後方二艘の網に鮭を追い込みます。
こちらの動画の27秒あたりから居繰網漁の様子が見られます。
この漁が見られるのは10月25日~11月30日の期間。
雨続きなどで川が増水していると船が出せず見られないので、遠方からくる場合は事前確認をおすすめします。
【居繰網漁】
- 出漁時間:9時00分~10時30分
- 出漁場所:三面川漁業協同組合 第3ふ化場前(右岸)
- お問合せ先・取材の申し込み:村上市商工観光課 電話:0254-53-2111
地図はこちら↓
新潟 村上の鮭釣り
三面川ではテンカラ漁と言われるカギ針を使った、引っ掛け釣りが行われます。
テンカラ漁(引っ掛け釣り)の様子
三面川でテンカラ漁をする場合は三面川鮭産漁業協同組合に加入が必要です。
ルアーやフライで鮭釣りができる新潟の川
三面川の隣の川「荒川」では2007年から荒川サケ有効利用釣獲調査と称して鮭釣りが解禁されました。
参加料は1日6,000円。
釣り方は餌釣り、ルアー、フライの3種。1名につき1日5尾(オスのみ)まで持ち帰りできます。
荒川の鮭釣りは事前の応募が必要となります。
応募は9月2日~9月30日まで、定員になり次第締め切り終了です。
詳しくは荒川サケ有効利用委員会のホームページをご覧ください。
鮭釣り経験のある知人のフライフィッシャーいわく、遡上数が多い日と水量が少ない日を狙えば、高確率でヒットするのだとか。
ラインが嫌ってほど引き出されて、手がしびれるほど格闘するそうですよ。ジージー音をたてながらラインが引き出されるリールファイトは想像するだけでワクワクしますね。
ルアーやフライで鮭を釣りたいなら「荒川」です。
荒川の地図はこちら↓
荒川サケ有効利用委員会のホームページに案内がありますが、旅館と参加料がセットになった「宿泊パック券(11,000円)」もあるので遠方からくる場合はかなりお得です。
旅行がてら鮭釣りを楽しむ感じで利用してみてはいかがでしょうか。
以上、今回は新潟村上市 三面川の鮭遡上時期と漁や釣りの情報でした。
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