パタゴニアのダウンセーターフーディーを修理サービスに出してみました
- 2021.10.25
- 暮らしのお役立ち
10年程前から着ているパタゴニアのダウンセーターフーディーに穴が開いたので、パタゴニアの修理サービスに出してみました。
修理箇所は、
- 後ろお尻付近の破れ
- 右裾脇の破れ
1.後ろお尻付近の破れ
後ろ中心のお尻付近が擦り切れて破れてしまいました。
修理された状態はこちら↓。
ぱっと見完璧に直っています。
よく目を凝らして見てみると、ダウンのキルトステッチ部分を丸ごと切り替えて修理されていました。
素材も全く同じものと察しますが、修理されたものとは気が付かない品質です。
2.右裾脇の破れ
大きな破れではありませんが破れた部分からダウンがはみ出ています。
修理された状態はこちら↓。
破れた部分はカンヌキ留め(細かく密にジグザク縫い)で閉じられていました。
この部分の修理もぱっと見は修理されたものとは気が付かない品質です。
このダウンセーターは今回修理した部分以外には大きなヘタリや汚れがない状態なので、また新品のように着られます。
とても嬉しいです。
ダウンセーターフーディーの修理にかかった費用と総額
ダウンセーターフーディーの修理でかかった費用の内訳と総額は、
【内訳】
- パタゴニア修理サービスへの送付費用(自己負担):500円
- 後ろお尻付近の破れ修理:1,584円
- 右裾脇の破れ修理:528円
- 返送送料:550円
【総額】
3,162円(税込)
およそ3,000円で新品のように直って戻ってきました。
私はアウトドアウェアブランドでパタンナーをしていた経験があるのですが、ダウン製品の製造は特殊な技術が必要でコストも上がりがちです。
それでも新品を作る場合は順を追った工程があるので、まだ良いのですが、出来上がったものを再度バラしてどうこうするというのは、手間と時間が異常にかかる作業です。
それなのに3,000円で直してもらえるなんて、パタゴニアさんは凄いなと思いました。
自分達が作ったものにはできる限りを尽くすスタンスというのでしょうか、見習いたいものです。
ちなみにパタゴニア直営店に持ち込める場合は送付費用がかかりません。
パタゴニアの修理サービスの納期
納期は依頼する時期により様々かと思いますが、今回の場合は8月末に依頼して10月中旬に納品されましたので、納期はおよそ二ヶ月でした。
直してもらって本当に良かったです。
パタゴニア修理サービスの詳細はこちらから
>https://www.patagonia.jp/jp-repairs.html
ちなみにパタゴニアのフリースジャケット「R2 Jacket」の修理もしてもらいました。
よろしければ、パタゴニアR2 Jacketの修理のレビューはこちらです。
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