ファンではありませんが西野亮廣「魔法のコンパス」を読んでみました
- 2017.08.07
- 読書
芸人である『西野 亮廣(にしの あきひろ)』の著書「魔法のコンパス」を読んでみました。
魔法のコンパスという本は、西野さんがご自身の活動で得た経験と結果をまとめ上げた一冊。
ご自身の「芸人の定義論」から始まり、現状に対する私感、お金の話、革命の起こし方、未来の話。の流れで幕を閉じます。
お笑い、絵本作家、学校、町づくり。といった活動の中で道なき道を切り開いてきた具体的なアイディアが綴られ、それらの内容は行動次第でほぼ再現可能。
マーケティングを学んだ方にとっては希薄感は否めないかもしれませんが、現状の仕事に行き詰まりを感じている人にはヒントになり得る内容ではないでしょうか。
魔法のコンパスの主な内容
- 居心地が悪いと思ったときがチャンス
- 教育の罪。学校の先生はお金の話をしない。というか、できない理由。
- 自分の1日を50円で売り続けた男が得たもの
- 必要じゃないモノを必要なモノに変えて売る方法
- おみやげがなぜ売れるのか?
- 本当に見せたいモノを見つけてもらう秘策
- 先生や親の「話を聞きなさい!」は敗北宣言
- タモリが語った戦争がなくならない理由
- タモリが頷いた西野流戦争の止め方
- 子供のことをナメすぎている大人
- 学校でスマホを禁止にする前に教師がやるべきこと
- 「空気を読む」の本当の意味
- どうすればお客さんに来てもらえるか?
- これからの時代に子供に求められるスキル
魔法のコンパスを読んで
私感ですが、文章が口語調であること、言葉づかいの粗さ。が正直気になるところではありました。
それでも妄想理論だけで書かれているビジネス書よりも現実的で好感が持てる内容でした。
本書の言葉を借り盾にさせていただくならば、社会経験のない学校の教師、町づくりに携わる公務系の方、個人店を営む方にとっては、現状をより良くするヒントが貰える一冊になると思います。
-
前の記事
新潟のガシガシ系唐揚げなら「あつあつ亭」がおすすめ 2017.08.05
-
次の記事
ピエール・エルメのチョコを食べた感想を庶民舌なりに述べてみた 2017.08.08
コメントを書く