カラミータdueのカスタムパーツを紹介するよ

カラミータdueのカスタムパーツを紹介するよ

久しぶりの自転車ネタです。

カラミータのカスタムについての質問を時折いただきます。

「使っているステムは?」
「ハンドルは?」
「サドルはどこで手に入りますか?」

などなど。

更新をサボっているブログなのに、本当にありがたいです。

そんなわけで、僕のカラミータに使っているカスタムパーツをまとめました。

一応、パーツを選んだ理由などの能書きも書いたのですが、必要のない方はスルーしてください。

パーツだけを知りたい方は、記事の一番下の「まとめ」にまとめておきますので、そちらをご覧ください。

まとめはこちら>

では、いきます。

ハンドル

カラミータに合うハンドル「NITTO B105AA」の画像
NITTO B105AA アルミ ドロップバー 400mm

昔ながらの定番ドロップバーです。

ノーマルハンドルと比べるとこんな感じです。
ノーマルハンドルとNITTO B105AAを並べた画像

ノーマルはリーチの長さは良いのですが、下ハンの角度が僕には合わず、見た目もチープだったのですぐに交換しました。
カラミータカスタムのハンドル「NITTO B105AA」の画像

今どきのアナトミック系のハンドルに比べて大ぶりですが、シンプルな丸カーブがクロモリに良く合う。

という理由でこのハンドルを選びました。

リーチが長く、ドロップが深いシンプルな形状。
NITTO B105AAの寸法画像

カーブがゆるく、
握る場所の自由度が高いハンドルです。

NITTO B105AA単体の画像
NITTO B105AA アルミ ドロップバー 400mm

※B105AAのハンドル径は「25.4mm」です。
ステムのクランプ径にご注意ください。

カラミータ純正のステムのクランプ径は26mmなので、純正ステムを使う場合は径を調整する「シム」が必要です。

ハンドルシム 25.4mm→26.0mmの画像
ハンドルシム 25.4mm→26.0mm 変換スペーサー

【注意点】
STI系のブラケットを使う場合は、リーチが長すぎるので「B105AA」よりリーチ長が7cm短い「Neat Mod.185」がおすすめです。

Neat Mod.185の画像
NITTO NEAT MOD 185 400mm

※Mod.185のハンドル径は「26mm」です。
ステムのクランプ径にご注意ください。
(カラミータ純正のステムクランプ径は26mmです)

ステム

カラミータカスタムのステム「DIXNA(ディズナ)リードステム」の画像DIXNA(ディズナ)リードステム 1-1/8” 73度 60mm

※ステムを選ぶときはハンドル径とコラム径にご注意ください。カラミータのノーマルハンドル経は26mm、コラム径は1-1/8(28.6mm)です。

地面と並行になる73度のステムです。
地面と平行になるステム「DIXNA(ディズナ)リードステム」の画像

ノーマルステムと比べるとこんな感じです。
カラミータのノーマルステムとの比較画像

純正ステムは、おそらく84度で少しアップ気味のポジションになります。

ステムは地面と並行が格好良いと思うので73度のステムに変えました。

突き出し長さの60mmは乗車ポジションと好みのハンドリングにするための長さです。

好みとしか言いようがないのですが、短いステムのダイレクト感のあるハンドリングが好きです。

なので、フレームサイズはあえて大きめを選んでステム長を短くするセッティングにしています。

カラミータのディメンションを見てください。

カラミータのディメンション画像

僕は身長173cmなので、本来ならMサイズのフレームが適切なサイズだと思います。

そこを、あえてLサイズにすることで、ステム長を短くしています。

そして、フレーム形状のバランスです。

S・M・Lサイズのフレームを並べてみます。

カラミータのS・M・Lサイズを並べた画像

Sサイズのフレームはギュッと縮こまったように見えませんか?

特にこの部分。

カラミータのトップチューブとダウンチューブのクリアランス比較画像

トップチューブ・ヘッドーチューブ
・ダウンチューブの3角部分。

Sサイズはトップチューブとダウンチューブがぴったりくっついていますが、Lサイズはバランスよく離れています。

設計上、仕方のないことですが、大きいフレームのほうがバランスよく見えませんか?(これも好みですが)

細身のクロモリフレームは、こういう細かな部分が見た目の差になります。

僕の身長からすると、Lサイズのフレームは常識外れかもしれませんが「遊びの世界」ですから徹底的に自分の好みを通した方が楽しめます。

誰かに迷惑をかけるわけでもないので、常識に乗っかる必要はなく、自由に楽しんだほうが良いかと思います。

話は逸れましたが、ステム長については、大きめのフレームに乗りたいことと、ダイレクト感のあるハンドリングを満たすための結果として60mmになりました。

カラミータカスタムのステム画像
DIXNA(ディズナ)リードステム 1-1/8” 73度 60mm

※ステムを選ぶときはハンドル径とコラム径にご注意ください。カラミータのノーマルハンドル経は26mm、コラム径は1-1/8(28.6mm)です。

コラムスペーサー

カラミータに合うコラムスペーサーの画像
SimWorks With Me Crmo Spacer 1-1/8″

クロムメッキがされたコラムスペーサーです。

曇りのないピカピカの見た目が気に入って選びました。

僕の場合は20mm×1、10mm×1、3mm×1の組み合わせです。

シムワークス コラムスペーサーの画像
SimWorks With Me Crmo Spacer 1-1/8″

フォーク

カラミータdueに合うクロモリフォークの画像
SOMA クラシックカーブロード49フォーク 1-1/8インチ

フォーク先端でカーブするクラシカルデザインのクロモリフォークです。

ノーマルの太いカーボンフォークが細いクロモリフレームに不釣合いを感じて交換しました。

比較するとこんな感じ。

カラミータのカーボンフォークとカスタムフォークの比較画像

重量は重くなりますが、クロモリらしいシャープな雰囲気に変わりました。

>フォーク交換の詳細記事はこちら

カラミータカスタムに使ったクロモリフォーク「SOMA クラシックカーブロード49フォーク 1-1/8インチ」の画像
SOMA クラシックカーブロード49フォーク 1-1/8インチ

サドル

カラミータに合うサドル「ゾンコラン」の画像

サンマルコ ゾンコラン

色っぽいシルエットにムラムラして使ってみたら、自分のお尻にはぴったりでした。
ゾンコランを斜め後ろから見た画像

正直、ディティールだけで選んだのですが、パッド入りパンツじゃなくても、80kmくらいならお尻は痛くなりません。

自分のお尻に合う当たりサドルだと思います。
ゾンコランを斜め前から見た画像

このサドルについての質問も多くいただくのですが、残念ながら、これと全く同じモデルは入手困難な状態です。

同モデルの現行ゾンコランは販売されていますが、シルエットやディティールは薄れています。

現行ゾンコランも使ったことがありますが、すわり心地は変わらないものの、ディティールがスポーティーになりすぎて、僕の好みではありませんでした。

もし、前モデルのゾンコランを探すなら、ショップ在庫かヤフオクあたりでしょうか。

参考までに、僕の場合は地元の自転車ショップ巡りをして、たまたま在庫を見つけました。

一応、現行ゾンコランはこちら↓

セラサンマルコ ゾンコラン現行モデル

シートポスト

カラミータカスタムに使ったシートポストの画像
トムソン エリート 径27.2mm 長さ250mm

精度・美しさ・オフセット0で選びました。

シートポストのズレ落ち解消のために交換しました。

結果、ズレ落ちは解消され、見た目がちょっとリッチになりました。

>シートポストのズレ落ち解消の記事はこちら

カラミータカスタムに使ったシートポスト「トムソン エリート」の画像
トムソン エリート 径27.2mm 長さ250mm

シートクランプ

シートクランプ「トムソン シートクランプ」の画像
トムソン シートクランプ 29.8mm

造形美が美しいシートクランプです。

シートポストのズレ落ち解消のために、トムソンのシートポストとセットで選びました。

>シートポストのズレ落ち解消の記事はこちら

トムソン シートクランプの画像
トムソン シートクランプ 29.8mm

タイヤ

カラミータに合うタイヤ「グランボア コルデマドレーヌ」の画像グランボア コルデマドレーヌ 700 23c クリンチャー

タイヤサイドがアメ色の「アメサイドタイヤ」。

クラシカルな雰囲気を目指して変えてみました。

ノーマルタイヤとの比較画像

ロードバイクはタイヤのカラーでガラリと雰囲気が変わります。

ブルーはカジュアル、レッドは戦闘的、イエローはシャープ、ホワイトはスポーティー、アメ色はクラシカル。

勝手なイメージですが、こんな感じでしょうか。

ビジュアル的なカスタムなら、まずはタイヤの交換をおすすめします。

>アメサイドタイヤの詳細記事はこちら

スキンサイドタイヤ「グランボア コルデマドレーヌ」の画像
グランボア コルデマドレーヌ 700 23c クリンチャー

まとめ

カラミータdue カスタムの画像

【カスタムパーツ一覧】

部分名称使用パーツ名
ハンドルNITTO B105AA アルミ ドロップバー 400mm
ステムDIXNA(ディズナ)リードステム 1-1/8” 73度 60mm
コラムスペーサーSimWorks With Me Crmo Spacer 1-1/8"
フォークSOMA クラシックカーブロード49フォーク 1-1/8インチ
サドルセラサンマルコ ゾンコラン
シートポストトムソン エリート 径27.2mm 長さ250mm
シートクランプトムソン シートクランプ 29.8mm
タイヤグランボア コルデマドレーヌ 700 23c クリンチャー

パッと見、フォークとタイヤ以外はノーマルです。
カラミータ カスタムの画像

もともとシルバーパーツ構成の自転車をシルバーパーツでカスタムしたので、どこをいじったのかわかりずらいと思います。

とりあえず「こんな感じにしたい」、という場合は、フォークとタイヤを交換するだけで似たような雰囲気になるので、よかったらやってみてください。

そして「神は細部に宿る」と言われるように、自転車全体が醸しだす雰囲気は細かいパーツから発するものだと思います。

特に線の細いクロモリフレームは、ちょっとした小さなパーツを交換するだけで雰囲気が変わります。

ですので、小さなパーツでも質感が良く精度の高いパーツを選ぶことをおすすめします。

このカラミータのカスタムも、まだまだ未完成ですが、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。