ロードバイクのシートポストのずれ落ち下がり回りを解消する方法
- 2014.02.04
- ロードバイクパーツ
今回はロードバイクのシートポストのずれ落ちや下がり、回りを解消する方法についてです。
シートポストとシートチューブの相性、シートクランプの精度が悪いと走っている最中にサドルが回転したりずれ下がってくる場合があります。
僕もDixna(ディズナ)のシートポストに変えてから、シートクランプをかなり締めこんでも50km程度走ると3~4mm下がってきてしまっていたのです。
気持ち悪いのでなんとかしたいなー。と、思って解決策をいろいろ調べて実践してみたので、情報と共にシェアしますね。
シートポストのずれを解消する方法
シートポストのずれを解消する方法は主に3つです。
- シートポストを精度の高いものに変える
- シートクランプを締付け力の強いものに変える
- 滑り止め防止剤を使う
1つずつ簡単に解説します。
1.シートポストを変える
ポスト径の精度が高いシートポストに変えるだけで解消できる場合があります。
当たり前ですが、コンマ数ミリ(0.01mm~)違うだけでシートクランプの力のかかり具合が変わります。
アルミ系の安価なシートポストは精度が低いものがあるので、精度の高いシートポストに変えるとずれ落ちを解消する場合があります。
2.シートクランプを変える
シートポストと同じく、精度が高く締付け力の強いシートクランプに変えることでずれ落ちを解消できる場合があります。
シートクランプの安価なものは締付け力が弱いものもあるので、交換してみる価値はあります。
カーボンフレームやカーボンポストの締め付け過ぎは割れてしまうリスクがあるのですが、シートシュープとシートポストの両方を締めて固定するツインクランプ型のシートクランプを使うのも有効です。
※ツインクランプを買うときはシートチューブとポストの径を間違えないように要注意です。
このツインクランプ型は画期的なのですが、僕の自転車に合うサイズがなくて断念。
なので結局、シートポストとクランプを精度の高いものに変えることにしました。
THOMSON(トムソン)のシートポストとクランプ
交換したのは精度の高さで評価の高いTHOMSON(トムソン)のシートポストとクランプです。
幅広で造形が美しいクランプです。
このポストとクランプに変えてから100kmほど走ってみましたがずれ落ちはまったくありません。
クランプを締め付ける感触が精度の高さを感じさせてくれます。ちょっと高価ですがTHOMSONはさすが。
ただ1つ、幅広のクランプを使う時は注意する点があります。
この距離が短いと幅広のクランプは使えませんので買うときには寸法をよく確認してくださいね。
3.滑り止め防止剤を使う
シートポストとクランプを変えてもずれ落ちる場合は、ファイバー グリップという滑り止め防止剤を使うと解消する場合があります。
もともとは締め付けに弱いカーボン素材向けのアイテムですが、金属系に使っても問題ありません。
使い方は締め付け部分に塗るだけです。
値段は高めですが使用者のレビューでは「規定トルクでしっかり固定できる」と評価も高いです。
ポストやクランプを変える前に、使ってみる価値は充分にあるアイテムではないでしょうか。
僕の場合はTHOMSONが欲しかった!という欲求もあったのでポストとクランプを変えちゃいましたが・・・。
結果、ずれ落ちはなくなったので、それはそれで良かったなと。
今回はシートポストのずれ落ちと回りの解消法についてでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
☆本日の良さげなもの
THOMSON(トムソン)のシートポストとクランプ
※シートポストとシートクランプを買うときは
くれぐれも径に注意してくださいね。
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